2016年8月24日水曜日

I LOVE YOU TILL I DIE / さよならパリス





自然体でかっこつけないのがかっこいいとか、
いやいや逆に思い切りかっこつけてるのがかっこいいとか、
バンドのかっこいい論は人それぞれだと思うんだけども、


ここ数日、このアルバムを何十回も聴いて、
歌詞カードもくるくる回して、
数年ぶりににギターボーカルの友哉さんのブログも読み漁って、
と、ちょっと気持ち悪いくらいのアプローチをしているうちに、


これがどっちなのか、わからなくなってしまっています。




いや、結論としては「どっちにしたってすげえかっこいい」って話なんですけど、

でももし僕がこの20曲から感じているイメージがフィクションでなかったとしたら(歌詞の一言一句までとかそういうことではなくね)、もはや「かっこいい」とかではなくて「憧れ」なんだよな。
手が届かないです。



音源のリリースがあって、本当に良かった。
ひさしぶりにライブに行こうと思います。




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I LOVE YOU TILL I DIE / さよならパリス について

2016年8月17日水曜日

Sand Pit CAFE favorite songs / V.A.

店内の壁画と同じアーティストさんによるジャケ。イカス。


名古屋にはじめて越してきてから早10年と少し、途中ちょっと離れた期間もあったけど、なんだかんだでそれくらいの時間、この街をぷらぷらしています。

そんなそこそこ長い期間の間で、僕にとってほとんど唯一といっていい「イキツケ」のお店である天白区野並のカフェ・SandPitが、先日開店6周年記念のコンピCDをリリースしました。


浦林くるみ

YOK.
ojb
Scanally
カワムラユウスケ&フレンチソニックス
タナ・カミオ
kinemas
サノヒトミ
folt


名古屋バンド好きであればどうにもにやりとしてしまう参加アーティストたちが、それぞれSandPitをイメージして作った曲を持ち寄り。

まるでお店そのもののように、カラフルでおもちゃ箱感のある一枚だな~と、聴きながらひしひしと感じております。
(ジャンルも音の雰囲気も、見事にクセたっぷり、統一感がなくて最高◎)



これ、コンセプトが明快だから、作ってる人の視点を想像しながら聴いていくのも楽しい。

お店のドアをくぐって、カウンターに座ってごはんを食べて、コーヒーを飲みながら店主の野末さんと話をする。

その過程は自分と同じはずなのに、それぞれ見えている景色はまるで違うんだよね。
この人はこうやって言葉にするんだな~、とか。 面白いです。



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そうそう、さらにありがたいことに、CDにコーヒーのチケットが一枚ついている!
CDが1,000円なので実質500円ちょいになるという、お茶目な趣向です。
ただしカウンターに座った方のみ、というのが実に野末さんらしい)


とてもおもしろい企画盤でした。 ナイス◎



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このアルバムを聴きながら、そういえばSandpitに最初に行ったのはいつだったっけ…と思い出そうとしてみたんだけど、ぜんぜん覚えてませんでした。

でも最初に存在を知ったのは2013年のnothingmanの鶴舞公園野外ライブ(ワルフェス)だったはず。
「ライブのフードでタコライスとか、おしゃれカフェやんけ(当時の自分の判断基準)…置いてあるビールもなんか外国のおしゃれなやつだし、店員イケメンだし、俺にはかかわりのない世界だな…」と内心卑屈になったことを覚えているので間違いありません。

そんなSandPitですが、いまやふらっと一人でお店に行き、ベルガギロスについて語るまでになりました。
人間、話してみないとわからないもんですね…あ、コーヒー飲みたくなってきたな。野末さんの淹れるコーヒーは、ホットもアイスも絶品なんです。


ベルガギロスはかっこいいです