2014年9月17日水曜日

「916」と「中学パワー」

『916』について

916、つまり本日9月16日はthe pillowsの誕生日だったりします。
今年で25周年。自分の歳とそんなに変わらん。
そんなおっちゃんたちがやってるthe pillowsというバンドがずっと大好きで、誕生日ってこともあり、今日は一日ピロウズばっか聴いてました。

出勤のときに聴いた『LITTLE BUSTERS』
帰り道に聴いた『RUNNERS HIGH』
ランニング中に聴いた『HAPPY BIVOUAC』

どれもいままで僕の背中を押してきてくれた音楽ばっかりで、いまもまだ一線で(低空飛行なのかもしれんけど)面白くてカッコイイ音楽を作りつづけるピロウズは、やっぱりすごい。

ヒロトとマーシーが僕にとっての神様なら、ピロウズ、山中さわおは僕にとっての英雄。



『中学パワー』について

話は変わってタイトルの「中学パワー」とは。

マキシマムザホルモンでギターと歌をやってるマキシマムザ亮君が、ずいぶん昔にホルモンのHPに載ってたコラムで書いていた言葉です。

ピロウズ聴いててふと思い出して、検索したらまだ記事が残ってたよ。

 亮君と「中学パワー」の巻 (2000年3月11日)

引用するに、

"音楽や映画や漫画とかいろいろいいものを味わうと
だれでも普通に「いいねー」って思うけど
そのもう1つ上の感情ってあるわな。


「うぉぉぉぉぉおぉぉぉお!!」ってやつ。
その感情を俺は
「中学パワー」と呼んでいる。
中学生時代はそのパワーの連続だった。
いまでもイカしたものに触れると「中学パワー」が出てくる。
"

これが「中学パワー」の定義らしい。笑
実にマキシマムザ亮君らしく、気持ちよくて好きな言葉なんだけど、自分はと言えば、この中学パワーが薄まってる気がするのです。

仕方ない、といえば仕方ないかもしれないんだけど。

社会人、しかも普通の会社員になって、仕事の毎日を過ごしていく。
楽しい休日でさえも、おっきな繰り返しの中ではその輪っかにとりこまれちゃうような感じもあったり。

きっとそういう生活のなかで大事になってくるのは、この「中学パワー」なんじゃないかなと思っています。(言うまでもなく仕事は大事だけどね)

少なくとも今日は一日、ピロウズの曲の数々に「中学パワー」をビシビシ感じておりました。やっぱりかっこよくて、あこがれで、聴くたびにうおおおおってなるからね。





実は最近は意図していろんなモノに手を出して、「中学パワー」を高めようとチャレンジしたりしています。あれもしたい、これもしたい、の気持ちを大切に。




というわけで、「916」と「中学パワー」に物思う夜でした。
あなたの「中学パワー」は、なんですか?




さんざんピロウズとホルモンのことを書いておいて、フラカンを貼る。
『深夜高速』、まさに「中学パワー」まみれです。

2014年9月16日火曜日

りんご音楽祭でアップルアップル 2014

いってきましたりんご音楽祭2014
夏の終わりの夏フェスでございます。

一昨年の5月にぽんちょさんに拉致されて以来、2年ぶり2度目のりんごでした◎

朝イチ集合。寝坊してごめんなさい。
前回は日帰りで一日参加だったけど、今回はまる二日間りんごを満喫!
天気もずっと良かったし、歩きっぱなしで脚はパンパンにはなれどめちゃくちゃ気持ちいい2DAYSでした◎

アルプス公園到着
とりあえずグラスを乾かしなどしつつ
音楽にひたる!
 特にこれは絶対見よう!!などと意気込んでいったバンドとかはなかったので、お酒飲んだりお昼寝したりしながら演奏をいろいろつまみ食い。

1日めは三宅洋平さん、moools、Poralis、Dachambo、Cro-magnon、トクマルシューゴ、ピラミッドなんかを見たのかな。途中で寝たり意識をなくしたりしていたので記憶はとぎれとぎれになっております。
ダチャンボとクロマニヨンはライブ初めてみたんだけど、とってもパワフルな演奏でお酒とベストマッチでした!

でも1日めベストアクトはわさびステージのトリのフジロッ久(仮)、だな!

全体のスケジュール押し&転換のびまくりでステージの音出しが途中NGになってしまったんだけど、ライブは止まらなかった!お客さんもバンドもトビまくりで最高◎


  カッチョイイ背中!!!


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そんな感じで1日めは終わり、その夜はうまれてはじめてのゲストハウスで夜を明かしました。2段ベッドも初めてで、なんか合宿みたいで楽しかった〜。

きとぅーさんと喜多さんにラーメンやそばをつくってもらい
僕といっぺいさんは洗い物担当
いいお宿でした

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そして二日目。
ゆったり感に磨きがかかりつつも、朝からいたのでいろいろ見れました。

choriさん、MOROHA、ハナレグミ、チャランポランタン、SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER、KINGDAM AFROCKS、クリトリックリスにZAZEN BOYS。

MOROHAがめちゃくちゃかっこよくて名曲『恩学』に涙あふれたり、ハナレグミの『さよならCOLOR』の永積ボイスに心ふるわされたり、サントリー『山崎』に喉をやられたりしたものの、やっぱり最後のザゼンボーイズがすごすぎました。


ものすっごい技と、爆発するエモーションの完璧な同居。
4人のバンドが完全にひとつの生き物になっていて、あまりのすごさに思わず笑いがでました。
向井秀徳がタクトを振ると、見事に、本当に見事にバンドがカタチを変えるの。
ギターもベースもドラムもとんでもなくうまいしとても個性的な演奏をしているのに、その真ん中に向井秀徳が立っていると、それだけでもうひとつの塊にしか見えない。

ライブを見るのはじめてだったけど、すっかりバッサリ、切り倒されました。
研ぎすまされてて、美しい。日本刀みたいなバンドだ、本当に。



というわけでザゼンボーイズに頭をふわっとさせられたまま、僕の二日間は終わりました。
中だるみはし放題だったけど、最後が衝撃的すぎてなんだかんだバランスがとてもよかったなあ。笑


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前回も思ったけど、エリアの広さも出てるバンドもちょうどいいです、りんご。
また来年も行きたい!





SPECIALTHANKS

きたさん ずっと運転ありがとうございました
きとぅーさん おいしい麺類をありがとうございました
ぺーさん&わっさん 送ってもらったのに寝てしまい申し訳ございません
会社のみなさん 理由も言わない僕にこころよく翌日の有給休暇をいただきありがとうございました

アップルアップル!