ジャケットもとても素敵な、レミ街の『フ ェ ネ ス テ ィ カ 』。
『フェネスティカ』じゃなくて『フ ェ ネ ス テ ィ カ』が正式なタイトルだそうです。なんでだろう。
今日は朝からすきまを縫って聴いていて、帰ってきてから初めて通して2周。
レミ街、やっぱりめちゃくちゃ良い。
カラフルなジャケットは、曲のイメージから絵に起こしたのかなあって感じるくらい(実際そうなのかも)、音の行ったり来たり、重なりがまず単純に楽しい。
音の雰囲気とかすごく洗練されてるし、ただただ完成度の高さに唸るばかりなんだけど、アコギの音とかパーカッションの鳴りとかが妙に生っぽいときがあって、ムショーに瑞々しい。機械的に聞こえるなって感じたキーボードの音が、その矢先に揺らぎを見せたり。
そういう、節々に感じる人間くささみたいなもの、すごく魅力的だなあと思います。
聞き手の勝手なこだわりか妄想みたいなものだけど、それでものすごく鮮やかになったりするものだから。
『 フ ェ ネ ス テ ィ カ 』っていう作品はそのへんの混ざり方が最高だなーと、まだちょろっとしか聴いていないうちから、そう思ってます。
聴くたびに面白い発見がありそう。
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あと、『インタールード』という曲の詞が、めちゃいい。
いつもそう思う 夕暮れの鐘が美しい今日の
はじまりなんだ 口から夜があふれ 君を呼ぶ
いつもそう思う 僕ら正直すぎて独りぼっちなんだ
午前3時からでかけよう やがてのぼる太陽にそなえ
毎日の祈りが それだけを望んだら
ああ そこにはもう 嘘はなかったよ
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フ ェ ネ ス テ ィ カ / レミ街 について