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2018年3月25日日曜日

永原真夏+SUPER GOOD BAND と瓦レコード


明日はなにも予定がないなあと眠りについたはずだったのに、翌朝、気がつけば黄色い車の後部座席にライドオン。


この瞬発力と牽引力にはいつも感謝。

一平さんの車にはエアコンもエアバッグもパワーウインドウもないけど、視界をさえぎる余計な壁もまったくない。代わりに生のエンジン音とシートから伝わる地面の感触があって、それがいいのだ◎

向かうは松本・瓦レコード。
ライブのために旅をするなんてひさしぶりで、天気もすばらしくて良い気分。
名古屋から松本まではだいたい3時間ぐらい。
ついたそばから最高の居酒屋さんにチェックイン。

この辺の名物の山賊焼き。焼いてない!
おそばも、薬味のワサビもたまんなく美味しい!

松本市自体はりんご音楽祭で何回か訪れたことがあったけど、街中はほとんど初体験。

雪をかぶったでっかい山たちにぐるっと囲まれて、空気がすーっと澄んでいて、ものすごく気持ち良い街。建物も古いものがそのまま残っていたりして、時間があればもっともっと見て回りたかったなあ。

タバコが好きだったら吸いたくなっただろうなと思った


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川沿いを3人で歩いて、最終目的地の瓦レコードへ!


前置きが長くなったけれど(楽しかったのです)、松本まで出かけたのは 永原真夏+SUPER GOOD BANDの1stアルバムリリースツアー で遊びに行くため◎





真夏さん、見るたびに思うけど、本当にすごいね。
体が音楽でできてるんじゃないかと思ってしまいます。

ライブを見て歌や演奏が格好良いなあと思う人はたくさんいるけど、真夏さんは音楽そのもの、にぎりぎりまで近づいてる、みたいな感じ。

だから、新しい音源をちょうど聴いてるところだけど、CDの音からあの不思議なダンスが目に浮かんでくるんだよね。単純にライブのことを思い出してるわけじゃないんだよ。
やっぱりあれも音楽の一部なんだな。すごい。



瓦レコードのタタミのフラットなフロアで、バンド5人の個性が絡み合って踊りまくって、お客さんも我慢できずにそれを囲んで踊っている。

あの感じは名古屋でも、たぶん東京でも、なかなか味わえないんじゃないかなーと思います。
遊びに行けて本当よかったな◎




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ライブが終わったらCDだけ買って、急いで名古屋へ。
一平さん、遅くまで運転ありがとうございました。
お酒も僕らだけいただいてしまってごめんなさい。今度おごります。
(きっとこの記事を読むことはないでしょう)


帰り道、みんなでGREAT HUNGRY

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永原真夏+SUPER GOOD BAND と瓦レコード について


2018年1月2日火曜日

明日、照らすのコピバンをやらせてもらった話

さかのぼること2年前、ピロウズのコピーバンドをやったのですが、また同じ忘年会でやらせてもらうことができました。
今回は完全に個人的に大好きなバンドで、 明日、照らす のコピバン。
もう、完全に僕がやりたいだけだったのに、なんと懐の深い忘年会なんだろう・・・


そのうえ前回と違ってスコアもないし、耳コピも一緒にやってくれたお二人だのみで、最初からなにからなにまで頼りっぱなしでした。ありがてえ・・・ありがてえ・・・

会場は野並のサンドピット

せめて練習くらいは一生懸命やろうと慣れないスタジオに個人練習いったりして、最終的にはこれいけるんじゃねえかというところまで行ったつもりでしたが、いざ本番フタをあけてみたらヘボヘボでした◎

練習でできてても本番はそうはいかない!
まったく弾けやしない!!
当たり前のようですが、身にしみて理解。笑

でも練習ふくめて全部楽しかったなあ~。
一人でスタジオ行って大きい声出すのも楽しいし、なによりドラムやベースのリズムに、自分が弾いて出た音が重なる(ごくたまにハマる)の、異様な気持ちよさがある。。。

機会があれば、またぜひやりたいです。
ギター練習しよう~


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今回は縁があって伊勢のフルシアンテ先輩が僕のギターを弾いてくれたのですが、本当にめっちゃくちゃ格好良い音が出ていました。
弾く人が代わると、同じギターでも全く別物なんだね本当に・・・
感激すると同時に自分のギターに謝りたくなったなあ・・・

だれが呼んだか乳首色


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今回やった曲

コールガール - さよなら三角
ビタミン - 明日、照らす
マリッジブルー - 明日、照らす
燃える夏 - 明日、照らす

愛だけではコピーはできないねえ。。。
愛があるからめっちゃ楽しめたけど◎

2017年12月26日火曜日

中学生のころか 生まれる前か



ブルーハーツのシングルレコードBOXを買いました。
というただそれだけのブログ。

ついこないだアルバムのLP化があって、財布の中身をがっつり削られたばかりだと思ったけど、今度はシングル。
大人パワーでまんまと乗せられて買ったけど、やってることは子供ですね…




でもこのBOXのなにがすごいって、「1985」のソノシートが復刻で入ってるんだよなあ。

僕がブルーハーツを聞き始めたころにはブルーハーツはもう解散していて、ベスト盤とかもバンバン出ていて。
「1985」もそんなベストアルバムのなかに収録されていたから、当たり前に聴いていたんだけど(むしろ代表曲くらいに思って聴いてた気がする)

大学生ぐらいのころになって実は「1985」は 1985年のクリスマスライブでだけ演奏された幻の曲で、そのライブの来場者にだけソノシートで配布されたっていう話を聴いて、なんじゃそれ超すごいじゃん!!!と思った覚えがあります。
もちろんすぐに探したんだけどレコ屋さんに置いてあるわけもなく、たまにヤフオクにでると超のつくプレミアで、絶対に買えない…


そんな超すごい幻の音源が復刻とはいえ入ってるとなれば、まんまと買うしかない…
そして、結局もったいなくて聴けないという…



そもそもシングルはほとんどCDでしか出ていないので、別に復刻でもなんでもなく、ただのファンアイテムだったりします。
持ってるだけで嬉しいからいいんだけど。




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そういえば、高1のころにはじめてバイトをして、はじめて自分のお金で買ったCDは、ブルーハーツのメルダック初期3部作のBOXでした。
岐阜の田舎から出て行って、どうやってたどり着いたか、栄のHMVだったと思う。
なんか緊張してレジに持っていった記憶があります。

15年越しぐらいに、あたらしいBOX買ったな。笑



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2016年12月22日木曜日

VSMYBLUES / VSMYBLUES




VSMYBLUESの1stアルバム『VSMYBLUES』を聴いています。


前身バンドのiGOラストライブからちょうど丸二年、発売されるのを楽しみにしてました。

気持ちが乗っかってて、すごくいい。好きだなあ。
iGOのテイスト強めの曲もあるけど、これはやっぱり別のバンドです。
頭に浮かぶのは、茶色いテレキャスじゃなくて、アコギを抱えてる茜谷さん。








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このアルバムの第一印象は、『祭』だなー。


祈りとか怒りとか悲しみとかではなくて、そういうのを内に含んで、皆で踊る祭。
(単純に祭っぽい曲が入ってるというのもあるんだけど)







VSMYBLUESの話をしようとすると、やっぱり東北の地震に思いが至ります。


いわゆるお祭りって、本当の始まりは自然の恵みへの感謝とか、どうしようもないものへの恐れとか、そういうものだと思うんだけど。


地震があって、バンドの中で変化が起きて、原初の祭みたいにぶわーっと出てきたもの。
そういうものに、ものすごいエネルギーを感じるなあ。
紛うことなきファーストアルバム。
気のせいかな。


正直、震災のあとにiGOが出した『TRUE or FALSE』は、なんとなく聴きづらさを覚えてしっくりこなかったんだけど、やっと自分が追いついてきたのかなとも思います。
今はすんなり入ってきます。とてもいい。

これは自分にしみこませる様に聴くべきアルバムです。









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久しぶりに新しい音源に触れたんだけど、
なにより、やっぱり茜谷さんたちの歌声や音が好きだなと思いました。


唄うテーマは変わっても、相変わらず優しいバンドです。
本当に。






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VSMYBLUES / VSMYBLUES について




2016年11月24日木曜日

BIMBOROLL / ザ・クロマニヨンズ




我が家と相性が悪いのか何なのか、遅いし不安定だし期限が悪くなるとGoogleさえも動かなくなっていたS○ftbank Airに別れを告げ、スターキャットのさくさく光回線で書き込んでいます。
ストレスがない…すばらしい…





それはそうと、クロマニヨンズの『BIMBOROLL』という新しいアルバムが今月の頭に出ておりました。


彼らの新譜が出るたびに感じている気もするんだけど、本当にみずみずしい音楽を作るよなー。
ほんの少しの惰性を、毎回愛情が越えてきます。不思議な感覚。


でも今回のアルバムは、ここ数作の中でも特に好きな感じがしています。
すごくプリミティブなところを刺激してくる感じがするんだな。



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アルバムがリリースされたときにヒロトとマーシーがナタリーのインタビューに答えていて、すごく彼ららしいなって思ったやりとりがあって。



>──じゃあお客さんのノリが気になったりすることは?
>ヒロト 一切ないですね。
>マーシー 自分が盛り上がればいいんです。

この雰囲気が伝わる曲ほど名曲になってる気がするな、これまでも。



初めて聴いたときに一発で好きになった『ピート』って曲があるんだけど、この曲も、聴く人のことなんか一切考えずに作ってくれていたらすごく嬉しいなあ。

そうだったら最高なんだけどなー。






かたちじゃないよ ピート
言葉でもない

夢見るときの ピート
心のような

だから今すぐピート
そのギブソンでピート
ぶっ壊してくれ ぼくの部屋

おお マイジェネレーション







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BIMBOROLL / ザ・クロマニヨンズ について

2016年9月4日日曜日

iGO for VSMYBLUES









10年前から着てるくたびれた
バンドTに誰も反応しなくても
時が流れて景色が変わっても
いつまでもエイトビートで揺れていたい







最初はいろいろ考えながら聞いていたんだけど、気がつくとそんなことは頭からいなくなってました。
単純に、頭に音がばちーんと当たるのが気持ちよくて、楽しい。

そういえば、はじめはそれで好きになったんだったな。

語る言葉は少しづつ変わっていくけど、ライブの音に変換されると変な身構えとか、そういうのは全部なくなるんですよね。
茜谷さんが完全に曲にノリ切っていて、ひやっとするくらい格好良かった。



良かったなあ。






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FUN!FUN!!ファンファーレ、最高でした。
笑顔だらけ。



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iGO for VSMYBLUESについて




2016年8月24日水曜日

I LOVE YOU TILL I DIE / さよならパリス





自然体でかっこつけないのがかっこいいとか、
いやいや逆に思い切りかっこつけてるのがかっこいいとか、
バンドのかっこいい論は人それぞれだと思うんだけども、


ここ数日、このアルバムを何十回も聴いて、
歌詞カードもくるくる回して、
数年ぶりににギターボーカルの友哉さんのブログも読み漁って、
と、ちょっと気持ち悪いくらいのアプローチをしているうちに、


これがどっちなのか、わからなくなってしまっています。




いや、結論としては「どっちにしたってすげえかっこいい」って話なんですけど、

でももし僕がこの20曲から感じているイメージがフィクションでなかったとしたら(歌詞の一言一句までとかそういうことではなくね)、もはや「かっこいい」とかではなくて「憧れ」なんだよな。
手が届かないです。



音源のリリースがあって、本当に良かった。
ひさしぶりにライブに行こうと思います。




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I LOVE YOU TILL I DIE / さよならパリス について

2016年8月17日水曜日

Sand Pit CAFE favorite songs / V.A.

店内の壁画と同じアーティストさんによるジャケ。イカス。


名古屋にはじめて越してきてから早10年と少し、途中ちょっと離れた期間もあったけど、なんだかんだでそれくらいの時間、この街をぷらぷらしています。

そんなそこそこ長い期間の間で、僕にとってほとんど唯一といっていい「イキツケ」のお店である天白区野並のカフェ・SandPitが、先日開店6周年記念のコンピCDをリリースしました。


浦林くるみ

YOK.
ojb
Scanally
カワムラユウスケ&フレンチソニックス
タナ・カミオ
kinemas
サノヒトミ
folt


名古屋バンド好きであればどうにもにやりとしてしまう参加アーティストたちが、それぞれSandPitをイメージして作った曲を持ち寄り。

まるでお店そのもののように、カラフルでおもちゃ箱感のある一枚だな~と、聴きながらひしひしと感じております。
(ジャンルも音の雰囲気も、見事にクセたっぷり、統一感がなくて最高◎)



これ、コンセプトが明快だから、作ってる人の視点を想像しながら聴いていくのも楽しい。

お店のドアをくぐって、カウンターに座ってごはんを食べて、コーヒーを飲みながら店主の野末さんと話をする。

その過程は自分と同じはずなのに、それぞれ見えている景色はまるで違うんだよね。
この人はこうやって言葉にするんだな~、とか。 面白いです。



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そうそう、さらにありがたいことに、CDにコーヒーのチケットが一枚ついている!
CDが1,000円なので実質500円ちょいになるという、お茶目な趣向です。
ただしカウンターに座った方のみ、というのが実に野末さんらしい)


とてもおもしろい企画盤でした。 ナイス◎



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このアルバムを聴きながら、そういえばSandpitに最初に行ったのはいつだったっけ…と思い出そうとしてみたんだけど、ぜんぜん覚えてませんでした。

でも最初に存在を知ったのは2013年のnothingmanの鶴舞公園野外ライブ(ワルフェス)だったはず。
「ライブのフードでタコライスとか、おしゃれカフェやんけ(当時の自分の判断基準)…置いてあるビールもなんか外国のおしゃれなやつだし、店員イケメンだし、俺にはかかわりのない世界だな…」と内心卑屈になったことを覚えているので間違いありません。

そんなSandPitですが、いまやふらっと一人でお店に行き、ベルガギロスについて語るまでになりました。
人間、話してみないとわからないもんですね…あ、コーヒー飲みたくなってきたな。野末さんの淹れるコーヒーは、ホットもアイスも絶品なんです。


ベルガギロスはかっこいいです



2016年4月3日日曜日

THE DANCE WE DO 2016 / レミ街×中村高校吹奏楽部


中村公園の大鳥居と満開の桜をくぐって、遊びにいってきましたザダンスウィードゥー。

感激の余韻さめやらず思わずブログにしたためる次第。



フルセットのレミ街と地元の高校の吹奏楽部の生徒さんが集まって、中村区の文化小劇場というところで一夜かぎりのコンサート。すごく素敵な夜でした。

音楽にもいろいろなジャンルがあるけれど、ああいう人の表情が、意気込みが、思い入れが、あふれて見えてしまうようなのに勝てるものはないなあ。





『フ ェ ネ ス テ ィ カ』は2015年で個人的にいちばん響いたアルバムで、今もずっと聴いているし、いろんな楽器が入った全部載せのレミ街ってだけで見る価値は十分すぎるくらい。
そんでもって、そこに高校生の子達との一体感が加わっていたのが、本当によかったです。



半年間、今日のためにがんばってきたんだって。

そういうがんばりが全部出ていて、感動しました。

バンドのメンバーも、高校生の子達も、とてもよい表情、よい笑顔。
フルートのソロ、トランペットのソロ。
いっぱい練習した分、大勢の前で緊張しただろうにね。

紹介されたドラムの女の子、終始にこにこしてたトロンボーンの男の子。
吹奏楽の楽器の名前、ぜんぜんわからないけど、とにかくみんな誇らしそうな顔をしてたなぁ。


彼らにとって、どれだけ衝撃的な体験なんだろうか。
絶対、忘れられないよな。
いいなあ、羨ましいなあ。
あの子達に負けないように、俺も明日からまたがんばらなきゃ。


と、素直に思わされてしまいました。

うーん、余韻が。
本当に素敵な瞬間の心の動きようって、どうにもならんね。




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にしても、レミ街の曲のいいこと歌のいいことといったら。
最高っすね。









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THE DANCE WE DO 2016 / レミ街×中村高校吹奏楽部 について




2016年3月24日木曜日

超ライブ / フジロッ久(仮)




「思い出補正」って言葉、何年か前からよく見かけるようになった。
だいたいの場合、ネガティブなニュアンスで使われてるように思います。

あの映画、面白かった覚えがあるけど、「思い出補正」だよねー。

素敵な思い出は時間が経つにつれて美化されて、実際のところ以上によく思えちゃう。
その実、大したことねえ、みたいなニュアンス。




僕はこの言葉のそういう雰囲気に、なんだか違和感がありました。

特に音楽。

この歳になると、どんどんと「思い出補正」がかかった音楽が増えてくるもので。

曲そのもの、ただそれだけではなくて、
その音楽との出会い、初めて聴いたときの感覚。
聴いた場所の風景、一緒に聴いた人。
作った人のビハインド、ストーリー。

いろんな思い出が音楽にまざって、ひとつになって自分の中にすとんと落ちる。
その価値がとても美しいから、何十年も前の曲がいまだに自分をわくわくさせてくれる。
この感覚って、割とすべてだったりして。
僕は別に評論家でもバイヤーでもなんでもないから、主観100%ですげーと思える曲があれば
それが最高で、たとえば音楽的に優れてないとしてもあんまり関係ないのです。
(もちろん最高に優れてると思って聴いてるけどね)

そんな「思い出補正」をがっつり感じられる音楽が僕にもいくつかあって、こりゃありがたいという気持ち。

聴きたい曲をいつでも取り出せるAppleMusicは便利なんだろうけど、
そういう意味で今の自分の感覚ではあんまり使う気になれません。
新しい音楽を足していくのは、もう少しゆっくり、ちょっとずつでいい。




無駄な前置きが長くなってしまったけど、
フジロッ久(仮)の新しいアルバム、『超ライブ』 がすばらしい、というお話です。



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わざわざ「思い出補正」のくだりを書いたからには、
フジロッ久(仮)というバンドとの間にさぞたくさんの思い出があるのか、というと、そうでもありません。
というか、ほぼありません。

最初に名前を知ったのは大須のレコードショップZOOの、お店の入り口に貼ってあったポスター。
たぶん7,8年前で、最初のアルバム(『コワレル』)のリリースより前のはずだから、
なんかのツアーのポスターだったのかなあ。
バンド名だけ見て、「コミックバンドかなー」と思った記憶が。。。

そこからつい一年ちょっと前まで、聴くこともなかったし、もちろんライブもなし。






じゃあなんだっていうと、聴く自分がそんな感じでも、
この『超ライブ』は、びっしびしの「思い出」感に満ちているのです。




確かにこの一年愛着持ってよく聴いたし、ライブも遊びに行ったし、
それこそいろんな話を友達としたりして、しっかり思い出になっているんだけど。

この感じはそれだけじゃないっす。


僕も日本語ロック・日本語パンクは好きだし、元希さん同様、ブルーハーツは愛しています。
「手がかりは薄い月明かり」「諦めるなんてないから!」って歌詞もすごくうれしかった。
きっと『月の爆撃機』『ブルーハーツのテーマ』をリスペクトして書いたんだろうなーって。

でもやっぱりそれだけでもない。


型にハマらないピースフルな歌もかっこいい。
ありあまるパワーをぶん回す感じのボーカルって大好きで。
直線でもまん丸でもなく、楕円のイメージ。ウィルソンピケットみたいなやつ。

でも(略)





…と、聴きながらいろいろ受け止めようとして結局よくわからなかったわけですが、
自分の好きなものと重なる部分がたくさんあることに加えて、
やっぱり100%主観で音楽をやってることそのもののパワーなのかな。
(もちろん、ご本人たちのことはわからないから、これも僕の主観)


フジロッ久(仮)の歌には、これは作った本人にしかわからんだろうなーとか、
これってめちゃくちゃ個人的な心情だよなあってフレーズがいっぱいあるんだけど、
そういうことをこれだけ前のめりに表現されると、それはもう感覚的に伝わるんだよね。
細かい解釈とかそういう面倒なことはおいといて。


主観100%で投げられた表現を、主観100%で受け止める。
いろんな要素が重なって、強烈な「思い出」感さえ出ちゃう。
これはクサイなー。ロマンチックだ。








と、無性にくどい話になってしまったけど、僕はこのアルバム、大好きです。

来月、このアルバムをひっさげたツアーのライブが名古屋でもあって、すごく楽しみ。







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超ライブ / フジロッ久(仮) について



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ほい、ウーロン茶!

心にもない言葉でお別れです!マザー、ファッカー

空 ビル 手のひら 見えるものと 別の姿


2015年12月30日水曜日

ピロウズのコピバンをやらせてもらった話

バンドかっこいいなとなんとなしにフェンダージャパンのムスタングを島村楽器で買ってから早XX年。

弾くこともできないくせに増えるギター、読めもしないくせに増えるスコア、結局部屋の置物と化していたさわおさん(the pillows)モデルのサイクロン。
そんなムダだらけの音楽ライフを送っていた僕ですが、ついにコピバンできました!

毎年恒例のデイトライブ&トリムの忘年会にて、ステージでバンドやらせてもらえたのです!!!すげえの、奇跡!
まさか自分がバンドやれるなんて思ってなかったです。

一平さんに秋山の好きなバンドでいいからやろうよって声かけてもらって、ジャイアンと金森くんが加わってくれて、何から何までそれこそ全部教えてもらって、なんとかカタチにすることができました。ほんとありがたい。
ギターのシールドに巻き方が決まってるなんて知らんかったもんな〜




みんなで時間合わせてスタジオ入って練習したり、曲決めであーだこーだ言ったり、なんか学生に戻ったみたいな感じで、ここ数週間わくわくしっぱなしで楽しかったなあ。

本番はもう絶対スベるしノーリアクションだろうなあと覚悟してたんだけど、数名いたピロウズファンに助けられました。小ネタも気づいてくれて嬉しかったです◎

機会があれば、またいつか…いつかやりたい…








やった曲の思い出

1.サードアイ
ちっちゃいギターソロみたいなフレーズがいつまでたっても弾けず、金森くんに一人二役をお願いしかける。結局そのフレーズはなんとかなったけど、単音のリズムを刻むフレーズが弾ききれず、結局ジャイアンに一人二役をお願いする。
本番で失敗。

2.ride on shooting star
メインのリフを弾きながらの歌、というのがどうしても一緒にできず、先に進まなくなるライドン地獄に突入。
繰り返しやるしか方法はねえと意気込むも、スライドしまくってたら指先から出血。
スタジオのお姉さんにもらった絆創膏で乗り切る。
最終的に本番で失敗。

3.BLUES DRIVE MONSTER
この曲のためにblues driverというエフェクターを初めて購入。
店員さんになめられたくなくてなるべく素人感を出さずにレジを通す。
次のスタジオで接続の仕方がわからず、笑われる。
本番で失敗。

4.ONE LIFE
一番好きな曲。
でも、ただでさえ地味なバンドで、輪をかけて地味な曲。
金森くんがギターソロをバチっと決めたあと、ボーカルだけになる一番目立つところで、コードを思い切り間違える。
気持ちよかったけど、本番で失敗。

いやー、失敗すらも楽しいものですね。。。

2015年10月14日水曜日

Almost A Rainbow / アナログフィッシュ

Almost A Rainbow / アナログフィッシュ

Almost A Rainbow


以前にも増してアナログフィッシュばっか聴いてます。

9月(916!!)にリリースされた新しいアルバムがこれまたとても良くて。
いつものようにiPhoneに音源を入れて、外を歩きながらまずは一周…する前に、4曲目の『No Rain (No Rainbow)』が抜けていかずに頭に引っかかって止まりました。

もちろん曲もいいんだけど、詞がすごい。
無性に心に残ってしまって。

それで、久しぶりに、歌詞カードを何回も繰り返し読みました。
作者や登場人物の気持ちを考えろっていう、国語のテストみたいな気持ちになりながら。





 「僕はバカだから 傷つけなきゃわからないんだ」
 「そんなあなたを選んだ私に見る目がないのね」
 なんて笑いながら暮れる街を歩いていた
 不意に隣をいく君の髪が風に揺れる


 "No Rain No Rainbow"


 「この幸せの代償に僕は何を支払うんだろう」
 「なんにも 何一つも支払う必要なんてないの」
 「何故?」と問いかける僕に君は困ったように
 「雨が降った後にかかる虹のようなものよ」


 and she said
 "No Rain No Rainbow"


 寄った居酒屋は値段の割に酷いもんで
 それを愚痴る僕に君は思い出したように
 「ただ 好きなだけでこれはサービスではないの
 ただ 美しいだけで虹は雨の対価ではないでしょ」


 「でも」she says
 "No Rain No Rainbow"


 何かしてあげたい
 君に何かしてあげたい
 君に何かしてあげたいっておもうよ




「僕」と「君」の会話と、考え方の対比。
居酒屋のサービスのくだり、幸せも何かの裏返しだって考えている「僕」と、
そこに当たり前のように返す「君」の台詞。
最後に、カギかっこを外して、地の文で「僕」に沸いてくる気持ち。

すごく素敵な仕掛けだと思うし、下岡さん、本当に素晴らしい詞を書く人だなぁ。
何回も読んで聴いてるうちに、勝手に理解したような気になってます。
いい。



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そんでもって、一曲目から最高なんだよね。



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Almost A Rainbow / アナログフィッシュ について








2015年7月10日金曜日

フ ェ ネ ス テ ィ カ / レミ街

フ ェ ネ ス テ ィ カ / レミ街



ジャケットもとても素敵な、レミ街の『フ ェ ネ ス テ ィ カ 』。
『フェネスティカ』じゃなくて『フ ェ ネ ス テ ィ カ』が正式なタイトルだそうです。なんでだろう。



今日は朝からすきまを縫って聴いていて、帰ってきてから初めて通して2周。
レミ街、やっぱりめちゃくちゃ良い。


カラフルなジャケットは、曲のイメージから絵に起こしたのかなあって感じるくらい(実際そうなのかも)、音の行ったり来たり、重なりがまず単純に楽しい。


音の雰囲気とかすごく洗練されてるし、ただただ完成度の高さに唸るばかりなんだけど、アコギの音とかパーカッションの鳴りとかが妙に生っぽいときがあって、ムショーに瑞々しい。機械的に聞こえるなって感じたキーボードの音が、その矢先に揺らぎを見せたり。
そういう、節々に感じる人間くささみたいなもの、すごく魅力的だなあと思います。
聞き手の勝手なこだわりか妄想みたいなものだけど、それでものすごく鮮やかになったりするものだから。


『 フ ェ ネ ス テ ィ カ 』っていう作品はそのへんの混ざり方が最高だなーと、まだちょろっとしか聴いていないうちから、そう思ってます。
聴くたびに面白い発見がありそう。



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あと、『インタールード』という曲の詞が、めちゃいい。

いつもそう思う 夕暮れの鐘が美しい今日の
はじまりなんだ 口から夜があふれ 君を呼ぶ

いつもそう思う 僕ら正直すぎて独りぼっちなんだ
午前3時からでかけよう やがてのぼる太陽にそなえ

毎日の祈りが それだけを望んだら
ああ そこにはもう 嘘はなかったよ



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フ ェ ネ ス テ ィ カ / レミ街 について


2015年6月4日木曜日

ボトムオブザワールド / eastern youth

ボトムオブザワールド / eastern youth


入ってる要素全部が鮮烈で、聴くたびにドキリとする。

本当にすごい作品。

これから何回聴いても消化しきれる気がしないし、
耳から入ってきた曲が、腹ん中でグルングルンと回り続けている感じです。
こういう感覚がある作品は、ずっと聴き続けるんだと思うなぁ。



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一曲目、『街の底』のショッパナから凄すぎる。


クソ湿った駅前の風
赤く錆びてから黒くなった
今日も咲き継いだブルースの花
散り損なったブルースの仇
泣きたい瞬間に涙は出るか?
冗談めかして口笛吹いて
追って来る影を路地裏で巻く
逃げ切れるつもりで走り出して



そして朝
何度も入れ替わる絶望と希望
音も無く去りゆく日々
黄昏の花と夢
街の底 人間達
彷徨っている 彷徨っている 彷徨っている
街の底 人間達
生きている 生きている 生きている



さらりと書ける詞じゃないし、そのときの心境に思いを巡らせながら聴くと、鳥肌が立つ。
そして、それを受けてか受けずか、最後の『万雷の拍手』の詞もすさまじい。

いつか見た風景と熱狂が
脳裏に食い込んでくる
目に見えず触れられぬものたちが
身体に染み込んでゆく
 
いつか来た道
遠く果てしなく
いつか行く道
遠く果てしなく
万雷の拍手
遠く果てしなく
灰が降りしきる
遠く果てしなく

からだの芯がゆれます。


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ボトムオブザワールドについて

2015年5月12日火曜日

サンボマスターとキミ/サンボマスター

サンボマスターとキミ/サンボマスター


本日リリースのサンボマスターデビュー15周年盤。
15年前から同じ芯を持ったまま、この人たちはどんどん新しくなっていくなあ、と一周めを聞きながら考えていたところ。


そういえば、10年以上前にはじめて聞いたサンボマスターのCDは、『新しき日本語ロックの道と光』というタイトルでした。このCD、今聞いても鳥肌立つくらいかっこいい。
ファーストアルバムのころから、新しくあろうとしてたんだなー。

今回のアルバムも(15年続けてもひとところに留まるわけもなく)歌モノの枠もあっさり飛び越えて、笑ってしまうくらい次のステージに行ってます。

ちゃんと聴くの、まだこれからなんだけどな。
アレンジとか明らかに変だし、既に愛おしい。


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思えば飽きっぽい自分が、10年以上も聞き続けてるバンドはあんまりないです。
初期のササクレたった日本語ロックも、ずいぶんと丸くなってクサいラブ&ピースな歌詞を詰め込むようになった最近の曲も、歌の底に流れてる恥ずかしさが大好き。
やっぱり日本語で、なるべく恥ずかしいやつがいいよ。
音楽にのせないと恥ずかしくて聴けないようなやつ。


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この10年でサンボマスターに教えてもらった音楽もたくさん。

最初はバディーマイルスから。
ぜんぜんCDが見つからなくて、レコード屋さんを何件もはしごした思い出。

ギルスコットヘロン、アレサフランクリン、ソロモンバーク、ダニーハサウェイ、インプレッションズ。
アイズレーブラザーズ、スライ&ファミリーストーン、ファンカデリック。
ジミヘンドリクス、ニールヤング、ボブディラン、ローリングストーンズ、フー、オールマンブラザーズ。
ドナルドバード、ジョーヒューストン、オーネットコールマン、マイルスデイビス、キャノンボールアダレイ。
イースタンユース、真心ブラザース。岡林信康やRCサクセションも。
数え切れないけど、ほかにもいっぱい。

音楽にぜんぜん詳しくない僕にとってはギターの山口さんのブログが教科書で、聴いたことのないバンドの名前を見つけるたびにレコード屋さんに走ってました。(これは今でも)
『美しき人間の日々』みたいな音楽を作る人のルーツを、どうしても知りたかった。



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15年バンドを続けるってすごいことだと思うけど、まだまだこの人たちの作る曲を聴いてみたい、と、2周めの『サンボマスターとキミ』を聴きながら思う次第です。




・・・しかし、タイトルダサいなあ。笑



サンボマスターとキミ について




2015年1月15日木曜日

2014年よく聴いたレコードの話

2013年の年末に書いた日記

>なんだかあっという間な気がしますが(毎年)、今年も暮れです。
>毎年恒例よく聴いたお気に入りアルバムまとめ。
>今年はCDもレコードもあんまり買わなかったなーと思うんだけど、
>ちゃくちゃくとCDの置き場がなくなっていっております。これは、引っ越しか…


とか書いてありましたが、
2014年に至っては年も明けて1月も半ばです。
相変わらずCDもレコードも少しづつ増え、部屋はせまくなる一方。
前進したのかどうなのかなんとも見えづらい一年でしたが、Walkin' on the spiralってなもんで、螺旋階段のようにちょっとでも上昇していたら良いなあと思う年始であります。



2014年、何を聴いていたかな、俺。
と思ってiTunesを見て振り返ってみたらこんな感じでした。


『光のなかに立っていてね』 / 銀杏BOYZ
2014年の年明けは、銀杏の新しいアルバムをいっぱい聴きました。
前のアルバムと全然ちがうやんけー!とも思ったけど、そりゃ10年近く経てば変わるのも当たり前で、ドギツい色彩の絵本みたいなこのアルバムも、とても好きになったな〜。

『Rainbow After Rainfall』 / Rainbow


TWOFOURは、もう殿堂入りなのだけど、ずーっと聴くたびわくわくさせられるバンドで。
Rainbow名義のこのアルバム(といっても1トラックしか入っていないので文字通りシングルなのかな)もめちゃくちゃ面白いんだなあ。1時間以上ある曲だけど、通して聴いてもぶつ切りで聴いても、最高。音の粒と恍惚感。


『ステップ』 / Dinner Set

ちょうどこのエントリを書いている日に、まさかの解散の話が聞こえてきたのですが、とりあえず撤回されたようで胸を撫で下ろしております。
このフィーリングを出せるのはディナーセットしかいないので、無理にとは言えないがずっと曲を鳴らしててほしい。まじで。あなたがたしか居ないんですってば。


『ニューユタカ』 /  フジロッ久(仮)


今年の大きな出会いのひとつ、フジロッ久(仮)。
まゆこさん(relaxin' Journey!)に「君は絶対気に入ると思うよ!」って熱く教えてもらって、本当にドンピシャだったバンドです。
今年のりんご音楽祭のベストアクトは彼らだったし、名古屋ハポンで見たライブ(ヤングとのツーマン!)も最高のなかの最高で、本当良い思い出になりました。
2014年はまゆこさんゆうぴいさん始め、RJの方々に非常にお世話になった年だったなあ。出会いに感謝。

『恋の歌』 / 遠藤賢司


まさかエンケンさんのライブを生でみることが出来る日がくるなんて思ってませんでした。(ちょっと大げさ)
でも、本当にそれぐらい、7月の得三で聴いたエンケンさんの唄は、言葉にならない感動にあふれておりました。御年70に迫るフォーク界のレジェンドが一発録りした『恋の歌』、すばらしい。


『THE PIER』/ くるり


くるりをしっかり聴くことなくここまで来てしまった僕ですが、やっぱり良い音楽作る人たちですね。
自由で、遊びがたくさんあって、それでいてずっしりくる、好きなアルバムになりました。意識しないうちに、すごくリピートした気がする。

『最近のぼくら』 / アナログフィッシュ


アナログフィッシュは毎年すてきなアルバムをリリースしてくれるんだけど、秋から冬がはじまる季節の変わり目にとすっと落ちてきたこの一枚。
アナログフィッシュの変わり目のようであり、いままでの集大成のようでもあり。
出してきたアルバム、全部大好きだけど、これが一番かっこいいじゃんって素直に思える傑作でした。すごい。

『朝靄』 / 砂場


ほんで、砂場ですよ。

上に書いてきたアルバム、全部宝物だけど、やっぱりこの一枚なくして2014年は語れない。
俺、たぶん自分でもびっくりするくらいナツキさんの声が好きなのでしょう、10月の頭にこのCDを買って帰ってきて、再生した1曲目の歌い出し。
「どんな未来も見えない世界で、死にたいと思うほど僕は生きている」のフレーズで、鳥肌がぶわーーーーっと立ったのを覚えてます。
ナツキさんと直接しゃべると急に不安になるようなことをぽつりとつぶやいたりするのでビビりますが笑、2015年も砂場の歌を待っています、僕は。



というわけで2014年でした。
一年に一回くらい振り返ってみるのもよいもんです。





外国の音楽も相変わらずソウルを中心に聴いとるのですが(13年の春くらいから、ソウルの歴史をたどる試み続行中)、サザンソウルの人たちの歌声が性に合いすぎてそこから先に進めておりません。笑
年末にFlash Disc Ranchでいっぱい手に入れてきたレコードも聴きたいし、積んであるCDもたくさんあるし、2015年も音楽には不自由しなさそう。


2014年はバスケ部の企画やらCAMPやらりんごやらヤダソニ忘年会やら、音楽がらみのイベントにいくつか遊びに行ってすごく楽しかったし、今年はひきこもりを治していろいろ顔出せたらな〜。


そして、できればバンドもやりたい…

そんなこんなですが、(遅すぎる年賀状代わりということで)今年もよろしくお願いいたします◎

2014年12月20日土曜日

HELLO GOODBYE DESTINATION





さよならiGO。




というわけで、iGO改名前の最後のワンマンにでかけてきました。
ひさーーーーーーしぶりのiGO。





別に何かあって間を空けていたわけじゃないんだけど、静岡から名古屋に戻ってきてからはなんとなくライブハウスそのものに行くことが少なくなっていて。
頻繁に(なんなら毎回くらい)遊びに行っていたiGOのライブも、ぜんぜん行かなくなっていました。
静岡に住んでいたときは毎週末高速飛び乗って遊びにきてたのに、なんか不思議だけど。




久しぶりに遊びに行ったら、当時のメンバーがいっぱいいて、すごくなつかしい気持ちになったなあ。
ずいぶん顔を出してなかったくせに、最前列に引っぱっていかれて、そのままわーっと踊ってしまった。やっぱりiGOはすごいです。めちゃくちゃかっこいいもん。


久しぶりのフロアで「同窓会みたい」って言ってたヤツがいたけど、本当にそんな感じ。
アカネヤさんのギターストラップとかハックフィンの照明とか、なぜかそんなものに無性に懐かしさを覚えたりしながら、『ナンバー』聴いたらちょっと泣けてきたりして。
いろいろあったけど、iGOの音楽とライブは、僕にとっては遅めにやってきた青春そのものだったんだなーと思います。





そんなiGOは心機一転改名ということで、「iGO」としての活動はもうおしまい。
次の活動に期待しつつも、やっぱりさみしいもんです。
最近ライブも見ていなかったけど、なんだかんだですんごく「iGO」ってバンドに愛着があったんだな。


大学生の頃に最初に聴いたアルバムに入ってた「パーフェクトリバティーボックス」って曲、当時から大好きだったけど、今日久しぶりに聴いて、今聴く方がいいなって思いました。もうライブで聴けるのは今日が最後だったかもなあ。






しがないロッカーのショウで
マイノリティーが騒ぐ
零れたジンジャーエールで
拙いステップが弾む

10年前から着てるくたびれた
バンドTに誰も反応しなくても
時が流れて景色が変わっても
いつまでもエイトビートで揺れていたい








そういえば、今日は数年ぶりにiGOTシャツを着ました。

さよならiGO、よろしくVSMYBLUES。

2014年10月21日火曜日

みらいについて

みらいについて/TWO FOUR



誰にもばれないように
静かに僕は歌うよ
みらいについて

音楽で溢れる部屋で
コーヒーの湯気につつまれ
光と戯れ

週末にレコ屋流して
新譜のジャケを馬鹿にして
胸を焦がして

ショッピングモールでお茶して
読みかけの本でも読んで
しおりを挟んで

それから また
夜が降りてきて

そしたら また
煌めきのワンダーランド

そんなふうに
うまくいくはずさ
そんなふうに

そんなふうに
なぁ バカみたいだろ

それが僕らの
みらいについて
みらいについて
みらいについて
みらいについて

そうさ 新しいマイクのむこう
ケーブルのトンネル抜けて君の所へ

それが僕らの
みらいについて
みらいについて
みらいについて
みらいについて

またここで会おうぜ



/*/



いつものようにTWOFOURを聴いていて、ふと裏ジャケを見たら、リリースがちょうど2年前の今日でした。


2年間聴き続けてきて、最近この曲がとても、実は今までで一番、ぴったりしっくりきてます。

好きなバンドの好きな曲が、自分にぴったりしっくりきてるって感じられること、これは僕にとって本当に宝物のような感覚。


自分のことすらわからなかったりすることが多いなか、これ。この感覚。
大切だと思うんだよなあ。







みらいについて について




2014年10月16日木曜日

最近のぼくら / アナログフィッシュ

💿 最近のぼくら / アナログフィッシュ


アナログフィッシュの新しいアルバム。

『荒野 / On the Wild Side』『NEWCLEAR』とディープな作品をつづけて出してきて、今回の『最近のぼくら』。

まさにタイトルの通り、ここ数年のアナログフィッシュの集大成という感じで、完成された雰囲気がたまんないです。




最近の下岡さんは、何気にシビアなメッセージを、エレクトロなビートにのせて、とにかく繰り返したたきこんでくるイメージ。

エレクトロの楽しみ方はあまり知らない(というか得意ではない)けど、アナログフィッシュのフィルタを通すといい塩梅。音とフレーズの繰り返しが、気がつくと一曲の間でふわっとひとつの空気になってます。





この曲もすごくいい。
前作『抱きしめて』の続編なのかな、とか勝手に妄想して聴いてます。


『Nightfever』 最初の一回は突然はいってくる女の人のボーカルにどきっとさせられて、2回目以降は混ざりあう声にすーっと沈んでゆく感じ。




一曲一曲たまらない出来だけど、なにより一枚通して聴いた時の塊感がすばらしーです。

シンセがひゅんひゅん鳴って、エレクトロもヒップホップも混じってるけど、どの曲もまちがいなくアナログフィッシュで、『最近のぼくら』。






この空気、たまらん。

夜、街、グレー、ちょっとだけ見える光、肌ざむさ、距離感。

いいアルバム出したなあ。







最近のぼくら について


2014年9月17日水曜日

「916」と「中学パワー」

『916』について

916、つまり本日9月16日はthe pillowsの誕生日だったりします。
今年で25周年。自分の歳とそんなに変わらん。
そんなおっちゃんたちがやってるthe pillowsというバンドがずっと大好きで、誕生日ってこともあり、今日は一日ピロウズばっか聴いてました。

出勤のときに聴いた『LITTLE BUSTERS』
帰り道に聴いた『RUNNERS HIGH』
ランニング中に聴いた『HAPPY BIVOUAC』

どれもいままで僕の背中を押してきてくれた音楽ばっかりで、いまもまだ一線で(低空飛行なのかもしれんけど)面白くてカッコイイ音楽を作りつづけるピロウズは、やっぱりすごい。

ヒロトとマーシーが僕にとっての神様なら、ピロウズ、山中さわおは僕にとっての英雄。



『中学パワー』について

話は変わってタイトルの「中学パワー」とは。

マキシマムザホルモンでギターと歌をやってるマキシマムザ亮君が、ずいぶん昔にホルモンのHPに載ってたコラムで書いていた言葉です。

ピロウズ聴いててふと思い出して、検索したらまだ記事が残ってたよ。

 亮君と「中学パワー」の巻 (2000年3月11日)

引用するに、

"音楽や映画や漫画とかいろいろいいものを味わうと
だれでも普通に「いいねー」って思うけど
そのもう1つ上の感情ってあるわな。


「うぉぉぉぉぉおぉぉぉお!!」ってやつ。
その感情を俺は
「中学パワー」と呼んでいる。
中学生時代はそのパワーの連続だった。
いまでもイカしたものに触れると「中学パワー」が出てくる。
"

これが「中学パワー」の定義らしい。笑
実にマキシマムザ亮君らしく、気持ちよくて好きな言葉なんだけど、自分はと言えば、この中学パワーが薄まってる気がするのです。

仕方ない、といえば仕方ないかもしれないんだけど。

社会人、しかも普通の会社員になって、仕事の毎日を過ごしていく。
楽しい休日でさえも、おっきな繰り返しの中ではその輪っかにとりこまれちゃうような感じもあったり。

きっとそういう生活のなかで大事になってくるのは、この「中学パワー」なんじゃないかなと思っています。(言うまでもなく仕事は大事だけどね)

少なくとも今日は一日、ピロウズの曲の数々に「中学パワー」をビシビシ感じておりました。やっぱりかっこよくて、あこがれで、聴くたびにうおおおおってなるからね。





実は最近は意図していろんなモノに手を出して、「中学パワー」を高めようとチャレンジしたりしています。あれもしたい、これもしたい、の気持ちを大切に。




というわけで、「916」と「中学パワー」に物思う夜でした。
あなたの「中学パワー」は、なんですか?




さんざんピロウズとホルモンのことを書いておいて、フラカンを貼る。
『深夜高速』、まさに「中学パワー」まみれです。