そんな僕を変えたのは
この街の音楽とあなたです
時に挫折も味わいながら
それでもまだここにいます
− 『あと少し』
nothingmanが新しくアルバムを出したと聞いて、店着日のお昼休みにタワレコに忍び込んで手に入れてきました。こういうタイミングで買うといつもパッセ店一番乗りじゃねえかななんて意味のない妄想をしてしまうね。笑
というところでnothingmanの新しいレコードです。
今までに発表されている音源からのリテイクやリミックストラックに、新曲を加えた11曲入りで、お値段なんと1,000円。お買い得。単純にありがたい。
それで、冒頭の一節はこのアルバムで気に入っているフレーズ。
いきなりだけども、『僕』『あなた』という向かい合うふたつの言葉は、nothingmanの歌っている歌になくてはならないものじゃないかと(僕は勝手に)思っています。
nothingmanの3人が、小さなライブハウスのステージの上から叫んでいるそれに、一本ぴーんと筋を通しているものなんじゃないかなぁと。
そういう意味でこのアルバムは、上で書いたみたいにお買い得な一枚でありつつも、単なる今までの音源の寄せ集めではなく、これがnothingmanだ!という明確な意思が見える、まるで名刺みたいな一枚なんです。
つまり、とてもいい。
歌えないんだ ぼくはあなたの好きな曲は何も知らない
これからぼくがあなたに歌うのは ぼくが望んだ世界とその未来
− 『会いにいく』
ぼくはこの街のことが好きなんだ ああ やっと言えたよ
ぼくはあなたのことが好きなんだ ああ やっと言えたよ
− 『スローモーション』
こういう『ぼく』と『あなた』が、このお買い得な一枚にも、くっきりと浮かび上がってるんです。とてもいいアルバムです。
小さなライブハウスのステージの上から/nothingman
1. 小さなライブハウスのステージの上から
2. あと少し
3. -fanfare-
4. beautiful world
5. 通り雨
6. one
7. higher
8. 会いにいく
9. endroll
10. ハッピーエンド
11. sands of time
0 件のコメント:
コメントを投稿