店内の壁画と同じアーティストさんによるジャケ。イカス。 |
名古屋にはじめて越してきてから早10年と少し、途中ちょっと離れた期間もあったけど、なんだかんだでそれくらいの時間、この街をぷらぷらしています。
そんなそこそこ長い期間の間で、僕にとってほとんど唯一といっていい「イキツケ」のお店である天白区野並のカフェ・SandPitが、先日開店6周年記念のコンピCDをリリースしました。
浦林くるみ
YOK.
ojb
Scanally
カワムラユウスケ&フレンチソニックス
タナ・カミオ
kinemas
サノヒトミ
folt
名古屋バンド好きであればどうにもにやりとしてしまう参加アーティストたちが、それぞれSandPitをイメージして作った曲を持ち寄り。
まるでお店そのもののように、カラフルでおもちゃ箱感のある一枚だな~と、聴きながらひしひしと感じております。
(ジャンルも音の雰囲気も、見事にクセたっぷり、統一感がなくて最高◎)
これ、コンセプトが明快だから、作ってる人の視点を想像しながら聴いていくのも楽しい。
お店のドアをくぐって、カウンターに座ってごはんを食べて、コーヒーを飲みながら店主の野末さんと話をする。
その過程は自分と同じはずなのに、それぞれ見えている景色はまるで違うんだよね。
この人はこうやって言葉にするんだな~、とか。 面白いです。
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そうそう、さらにありがたいことに、CDにコーヒーのチケットが一枚ついている!
CDが1,000円なので実質500円ちょいになるという、お茶目な趣向です。
(ただしカウンターに座った方のみ、というのが実に野末さんらしい)
とてもおもしろい企画盤でした。 ナイス◎
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このアルバムを聴きながら、そういえばSandpitに最初に行ったのはいつだったっけ…と思い出そうとしてみたんだけど、ぜんぜん覚えてませんでした。
でも最初に存在を知ったのは2013年のnothingmanの鶴舞公園野外ライブ(ワルフェス)だったはず。
「ライブのフードでタコライスとか、おしゃれカフェやんけ(当時の自分の判断基準)…置いてあるビールもなんか外国のおしゃれなやつだし、店員イケメンだし、俺にはかかわりのない世界だな…」と内心卑屈になったことを覚えているので間違いありません。
そんなSandPitですが、いまやふらっと一人でお店に行き、ベルガギロスについて語るまでになりました。
人間、話してみないとわからないもんですね…あ、コーヒー飲みたくなってきたな。野末さんの淹れるコーヒーは、ホットもアイスも絶品なんです。
ベルガギロスはかっこいいです |
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