rewrite/folt
ひさしぶりのレコード感想文は、foltの『rewrite』。
foltが満を持して全国に向けてぶっぱなすファーストフルアルバム。
foltは、僕がライブハウスに遊びに行くようになってからなぜかずっと縁がなく、初めて見に行ったのは実はかなり最近なのですが、その間いろんなところでずっと名前を聞いて知っていたバンドです。
それもそのはず、2004年に結成して(今ホームページみてきた)、名古屋でがっつりライブしまくってたバンドなのです。
たまたま直接ライブを見る機会はなかったけれど、コンピレーションなんかで音源は聞いていたし、きっとあちらこちらですれ違っていたんだろうなと思います。
そんなfoltとは、ひょんなことからGt/Voのはじめさんと知り合ったのをきっかけに、そこからはするするーっと、それこそ当たり前のようにライブにも行くようになりました。
はじめさんの異様なまでの人当たりの良さもあるのかもしれない…笑
というわけで僕にとってはいわゆる『人』から入ったバンドであるところのfoltなのですが、いまさら僕がいうまでもなく、そう、めちゃくちゃいいバンドなのです。
フルアルバムでまとめて聴いて改めて思いました。folt、かっこいい。
ライブだとなかなかまとめて10曲も聴く事はないので強く感じるのかもしれないですが、このメロディーの多彩さと気持ちよさは本当に素晴らしいです。
もし聴いた事がない人がこの記事を読んでくれる事があれば、ぜひ『音』から入ってほしい。
はじめさんのFacebookやTwitterの書き込みを見ていると、バンドのこのアルバムにかける思いがひしひしと伝わってきます。
所詮『人』から入った僕ですし、自分がライブをすることも、ましてやCDを全国に流通させることなんて今後もないでしょう。
でも、最近よく思うのは「CDを出す」ってすげーことだなってこと。
いつまでも残るそのバンドの軌跡で、どんだけ時間が経ってもリプレイが出来るすごいもので。
10年越しでファーストアルバムを出すっていうのは、きっとすごく重みのあることなんだろうなと、スピーカーの前で想像しています。
いろいろな思い入れを抜きにしてレコードを語る事は僕にはできないけど、そんな主観を思い切り、たっぷりこめて、このアルバムは素敵です。
必聴。
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